三月十日

うちで飼ってたにゃんこが亡くなりました。
20年以上前、わたしが物心もつくまえに姉が拾ってきた猫でした。
捨て猫だから、誕生日もわからず、年齢も不明。

ずっと一緒に過ごしてきて、いるはずの存在が突然消える。
「命あるものはいつか死ぬ」そんなことはわかっています。
でも、まさかホントに死ぬなんて…

お化けでもゾンビでも屍鬼でも人体錬成でも…
なんでもいいから、もう一度…

これだけ長く一緒に暮らしていると、失ったときの悲しさは、人と変わらないですね。

3月10日、誕生日のない猫にできた唯一の記念日。
数々の思い出とともに絶対に忘れない…