先日の発表により、Sonyから見放された我が家のVAIO typeTZですが、Windows7のクリーンインストールのままでは、どうにも挙動が怪しくて、このまま使うのも気持ちが悪いので、ここはWin7のアップグレードインストールも試してみようと思い立って早速実行してみました。
まずは、Vistaに戻さないといけないので、リカバリディスクでさくっとリカバリ。ここで気がついたのですが、アプリは必要なものだけをインストールすればよかった…^^;
まあ、フルリカバリしてしまったものは仕方がないので、必要ないアプリ&Win7では正常に動作しないアプリ(NortonやSonicStage Mastering Studioなど)は、ここでアンインストールしておきました。そして、Win7ではVAIO Updateがまともに機能していないみたいなので、これもVistaのうちに済ませておきます。
ここまでで3時間近くかかりました。やっとWin7のアップグレードインストールです。と、そのまえにVistaをSP1以上に上げてからじゃないとアップグレードインストールはできないので、こちらのSP1をあてておきます。
クリーンインストールではあっという間に終わったWin7のインストール作業ですが、なんだかんだでアップグレードインストールは結構時間がかかりました。それでも、終わってしまえば、意外なほど問題は起きずに、とりあえずは無事に使えています。ただし、やっぱり、省電力設定はちょっとおかしくて、VAIO省電力設定を開こうとするとエラーが出ますね。あと、Bluetoothもそのままでは使えなくて、東芝製のBluetoothアプリを一度アンインストール&再インストールするか、アンインストールした時点でWindows標準のBluetooth機能が動きますから、それをそのまま使用すればBluetoothも使うことができます。それから、無線LANもWin7標準のドライバだと、スタンバイからの復帰などでつながらなくなることがあるみたいなのでVistaのドライバに戻しました。
気になるSSDの空き容量は、32GBのSSDでVista 15.2GB、Win7 17.6GBくらいでした。アプリがいろいろ入っている分、クリーンインストールよりは容量を消費していますね。次にプロセスは64、消費メモリは654MBでした。いちどVistaのもっさりを経てWin7にしただけに、すごく速くなったように感じます。
まだそれほど使ったわけではありませんが、とりあえず、TZに関してはアップグレードインストールのほうが無難かなぁという感想です。気になる点がなくはないですけど、公式サポートが受けられない以上、これで我慢して使うしかなさそうですね。
最近のコメント