« FF11 ひとまずここまで… | トップページ | FF11 かーくんミサイル »

小説「夏と花火と私の死体」乙一

小説「夏と花火と私の死体」乙一

9才の2人の少女。五月と弥生は同級生でとても仲良し。
いつも一緒に遊び、この日も木登りをして弥生の兄を待っていた。

木の上で2人で話していると、弥生は実の兄である健のことが好きだと五月に告げる。
「兄妹じゃなくて、他人同士だったらよかったのに…」

それを聞いた五月は、自分も健のことが好きだという。
「いつも一緒にいられる2人がうらやましかった…」

この瞬間、弥生の心には暗い影がおち、木の上から五月を突き落として殺してしまう。
そこにやってきた健、弥生から事情を聞き、死体を隠そうと提案する。
「ここで死んだことがばれなければいいじゃないか」

大人たちの捜索も始まり、どこに隠せば安全なのか…
これにより、兄妹の悪夢のような4日間が始まる。

表題作「夏と花火と私の死体」と「優子」の2編。

------------------------------

乙一さんのデビュー作。
16才の時に書いた作品だと聞きましたけど、この構成力には脱帽ですね。
全編、五月の一人称で語られる斬新な語り口。テンポもよくて飽きさせない文章力。
乙一さんの作品は好きでよく読みますが、デビュー作から変わらぬ完成度の高さです。

|

« FF11 ひとまずここまで… | トップページ | FF11 かーくんミサイル »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/144794/8631364

この記事へのトラックバック一覧です: 小説「夏と花火と私の死体」乙一:

« FF11 ひとまずここまで… | トップページ | FF11 かーくんミサイル »