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小説「クワイエットルームにようこそ」松尾スズキ

小説「クワイエットルームにようこそ」松尾スズキ

佐倉明日香は、ある日恋人と喧嘩をして、そのあげく薬の過剰摂取をしてしまい、精神病院の閉鎖病棟に担ぎ込まれる。
そこで拒食・過食・虚言・自傷など、さまざまな理由で入院している患者に出会う。
最初、明日香は「薬の過剰摂取は事故で、自分は自殺する気など無かった」と言い、この病棟に居心地の悪さを感じるが、まわりと交流していくうちに「自分は自殺したかったのだろうか」と自分を見つめ直すことになる。
自分は普通であり正常だと思う気持ちと、自分は特別で異常なのでは…と思う気持ちのあいだで揺れ動く心。

絶望から再生への14日間の物語。

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現在、同名映画が公開中の作品です。
絶望から再生への…という内容なので、いちおうハッピーエンド?ではあるんですけど、その途中は痛くて苦しいストーリーです。
でも、登場人物達はどこか憎めないキャラばかりで、そのエピソードにより救われる感じがしました。

解説で枡野浩一さんが『死ぬとき、人は「死のう死のう」と思いながら死ぬのではなく、どちらかといえば、むしろ「生きよう生きよう」としながら死のほうへころんでしまう、死ぬつもりもないのに、あっ、なんか死んじゃった…そんなふうに』と書いてあるのが、すごくわかる気がします。

おかしくて笑うというのとは少し違いますけど、もう笑うしかない境地っていうんでしょうか?
これは映画も見てみたいなぁと思わせる作品でした。

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