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小説「夏の夜会」西澤保彦

小説「夏の夜会」西澤保彦

主人公 見元は小学校時代の友人の結婚式へ参加した。
ついたテーブルには小学校のクラスメイト達
自然と昔の事へと話題が移る。
皆がそれぞれ自分の記憶をたどり語り出す…
厳しかった女教師の話
夏休み中に起きた事件の話
結婚式には参加していないクラスメイトの話

それぞれの記憶の曖昧さ、又聞きによる誤解もあって、会話に食い違いが出てくる。
忘れていたいこと。忘れてはいけないこと。
見元は記憶の奥にしまったなにかを探し始める…

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人間の記憶とはいかに恣意的で曖昧であるかという作品。
たしかに嫌なことをした本人は忘れていても、された人は憶えているとかありますよね。
どうしても人間って自分に都合のいいように記憶を改ざんしますから…

過去の出来事について真実を見つけ出すというのは大変困難なことであると思います。
関係者数人で記憶の答え合わせをしても、そこに各個人の主観や曖昧さが加わりますからね。

そこが人間関係の面白い部分でもあり、ドラマを生む要素でもあるんでしょう。
そんなことを考えさせられた作品でした。


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