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小説「霧越邸殺人事件」綾辻行人

小説「霧越邸殺人事件」綾辻行人

劇団「暗色天幕」の8人が信州の山奥で猛吹雪に遭遇する。
その8人が吹雪の中を彷徨い歩いていると目の前に洋館「霧越邸」が現れる。
館に入れてもらって、しばしの休憩をするが、吹雪は止まない、電話も通じない、
まさに「吹雪の山荘」という状況の中、連続殺人が起きる…

「吹雪の山荘」という設定や登場人物は、ありふれていて面白味に欠ける。
しかし「館」そのものの表情や、意志を持った「館」など、この本の主人公は館なんだと、気がつくとそれがとても新鮮で面白いです。
「館シリーズ」の綾辻行人の作品ですが、「館シリーズ」ではどちらかというと、建築家中村青司の意志や館の主の意志が強く現れていましたけど、この作品の館は、館自体の意思が前面に出ていて、「館シリーズ」とは似て非なるものであると感じます。
非常に完成度が高くてとてもお勧めな一作です。

Book 霧越邸殺人事件

著者:綾辻 行人
販売元:新潮社
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